2013年3月2日土曜日

消費税アップによる影響 その②

皆さんこんにちは。
今日は消費税アップによる影響 その②として、住宅価格への影響をお話したいと思います。

『そりゃ決まってるでしょ!5%で105円 8%だから108円10%だったら110円。』ほんとにそうなるでしょうか。

消費税3%が5%になったのが平成9年ですから、今から16年も前の話になります。実際にその当時との単純比較が出来る訳も無いのですが、住宅価格への実際の影響を%で言いますと概ね118%といわれています。
(3-5%で2%UP時) 今回は先ず3%UP~スタートする訳ですが、120%になるといわれています。
という事は、2000万円(住宅価格のみ)が2400万円?という事になってしまいます。更に続き、手続に関わる各種手数料関係、もありますし、物価に何せ反映されてしまいます。

金融側から見てみるとどうでしょう?

地域特性の賃金格差もあるでしょうし、一概にいう事は出来ませんが、
これを住宅購入という観点から見ると、企業業績の移り変わりが激しく、雇用環境も厳しい状態が続いていますが、長らく続く歴史的な低金利や平成26年(2014年)4月の消費税増税を見越して、現在チャンスであることには変わりありません。


まず変動金利ですが、これはそもそも、銀行の貸し出し金利である短期プライムレートに連動する仕組みという事は前にもお伝えしました。ですから、変動金利の今後の動きを見ていくには、日本銀行の政策金利に注目すれば良いということになります。そして、この政策金利は月に1~2回開かれる、日本銀行の金融政策決定会合で引き上げや引き下げが決定されます。

日本銀行は1%(1%→2%に改定予定)程度の物価上昇率が見込めるまでは、ゼロ金利政策を続ける考えを明確にしました。また、直近の展望レポートでは平成26年度(2014年度)までは少なくとも、上記が0%台で推移しそうです。
 以上を踏まえますと、変動金利は平成25年(2013年)も横ばいということになります。が、冒頭に書きました2000万円が2400万円を忘れてはいけません。 私たちの賃金も同時にあがるのであればよいのですが。......   今を買い時と見るか、更に先を見据えるのが得策なのか?   消費税アップによる影響 その③をお楽しみに。 次回掲載は3月9日の予定です。

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